
3年生の夏から冬まで、多くの企業がインターンシップを行いますが、
「気になっていた職種のことがよく分かった」
「参加した企業に入社したい」
と参加したことで得られる事が多いですが、大切なことを忘れないようにしましょう。
この記事では、インターンシップ後にお礼メールをする重要性と内容を解説します。
目次
インターンシップ後にお礼メールをする理由
忙しい中参加させてくれた感謝の気持ちを伝える
企業では、通常業務の合間に、「わざわざ」時間を割いてくれて学生のために、会社や職業体験をさせてくれたので、お礼をすることは最低限のマナーと考えましょう。
採用担当者や受け入れ先の各部署も、参加した学生の反応は気になるものです。
「学生に好評だったら、来年も頑張ろう」
と思ってくれますが、メールが来なかったら、良かったのか悪かったのかも判断できなくなってしまいます。
採用担当者に良い印象を与える
インターンシップに参加することで、面接では分からない「その学生の良さ・悪さ」を知ることができます。
このため、採用担当者や受け入れ先の各部署の人たちも、たった数日のインターンシップでも、
- 「この学生は良かった」
- 「彼なら採用しても大丈夫だ」
と参加した学生に対する評価が付けられてしまいます。
さらに、インターンシップ後に「しっかりとした内容のお礼メール」が届けば、好印象でインターンシップを終えることができます。
その後のことは想像の通り、あなたに不利にことは何一つありません。
お礼メールの書き方
お礼メールは翌日までに送ること
お礼メールは、インターンシップの最終日に送られればベストなので、参加した疲れもあると思いますが、夜寝るまでに頑張って送りましょう。
また、インターンシップ後に懇親会などがあり、飲んでしまって帰宅後に送ることができない場合は、翌日には必ず送るようにして、それ以上遅れることがないように注意しましょう。
遅くなったらお詫びを添えること
もし、お礼メールが翌々日以降になってしまったら、お詫びを入れることを忘れないようにします。
会社に入社後も、連絡などが遅くなったら、「ひと言詫びる」ことがマナーですので、しっかり詫びることで、逆に「礼儀をわきまえている」とプラスになることもあります。
もちろん、遅れたこと自体がマイナス評価になるので、翌日までに送信することが第一です。
メールに記載する内容は?
お礼メールは何を書けば悩んでしまいますが、「ありがとうございました」だけでは、「子どものお礼」と変わりません。
大学生ともなれば、お礼プラスアルファが必要ですので、次の内容を自分の言葉で書きましょう。
- 企業へのお礼
- 参加したことで変わったこと・得たもの
- 経験を今後どう活かすか
お礼メール(例文)
メールには、お礼の気持ちを前半と後半に、2か所は入れるように文章を組み立てましょう。
件名:インターンシップのお礼(就活大学○○学部 就活キット)
本文:〇〇株式会社
人事部人事課 △△様
お世話になっております。
本日のインターンシップに参加させていただきました、就活大学○○学部 就活キットです。
この度は、業務のお忙しい中、〇〇の実務を勉強させていただきありがとうございました。
短期間ではありましたが、学校の授業では分からない〇〇実務の真の姿を知ることができ、職業意識がより深いものとなりました。また、チームの目標や周囲への気遣いなど、チーム一体とならなければ、ひとつのモノを完成されないということや、働く厳しさを学ぶことができ、大変貴重で有意義な経験をありがとうございました。
また、休憩時間に就職活動の不安についてアドバイスも頂戴し、気持ちが楽になりました。
今後ともご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
末筆ながら、貴社の益々のご発展をお祈り申し上げます。
—–(署名始まり)—–
所属:就活大学○○学部(△△専攻)
氏名:就活キット
電話:03-3000-1234
メール:kit@xxx.jp
—–(署名終わり)—–
まとめ
いかがでしたか。
お礼メール自体は、形式的・儀礼的な意味合いもありますが、この「最低限のマナー」をわきまえたメールができないと、
「参加中は良かったが、マナーがいまいち」
と最後に残念な印象になりますので、注意しましょう。