「就活が始まる3月まではバイトやサークルを頑張る!」
確かにプレエントリーが始まる3月にならないと、できることは限られていますが、就活が始まって早々に内定が出る学生の多くは、3年生までにしっかり準備をしています。
この記事では、夏休みにインターンシップに参加するメリットを解説します。
目次
インターンシップとは?
企業や公務員、組織が主催する職業体験や労働体験を行うことで、1日で終わる「1DAYインターン」から、2週間以上にわたる「長期インターン」まで様々な形式があります。
また、1日で終わるものは会社紹介など簡単な内容のもが多いですが、長期インターンの場合は実際の実務を体験できるので、企業、職業についてより深く知ることができるメリットがあります。
夏インターンのメリット
時間が取りやすい
夏のインターンは、学生が夏休み期間中に開催されることが多いので、授業と重なる心配をせずに腰を据えて参加することができます。
企業も夏休み中に実施することで、多くの参加者が集まることを期待していますので、積極的に開催をしているので、この期間にバイトやサークルなどに明け暮れてしまうと、他の学生に大きく遅れを取ってしまいます。
2社3社と参加可能
もちろん、長期の夏休み期間中を上手に使い、2社以上の複数社のインターンシップに参加することが可能です。
数多く参加すればよいものではありませんが、まだ業界、職種などが絞り切れていない3回生なら、異なる業界、職種を経験することで、就活の参考にすることができますので、時間が許す限り複数のインターンに参加してみてはいかがでしょうか。
実施企業が多い
夏のインターンシップは、企業側の「自社の事を知ってもらいたい」という理由から、中小企業やベンチャー企業も積極的にインターンを開催します。
知名度に劣る中小やベンチャー企業は、大企業に負けじと「趣向を凝らした」インターンを行うことがありますので、職業体験だけでなく、工場見学や懇親会などを通じて様々な経験をすることができるメリットがあります。
注意点
目的意識を持つ
3回生のうちは、まだ自分が働きたい業界・企業が明確になっていないので、
- 「知っている企業」
- 「インターンの内容が面白そうな企業」
など、曖昧な理由で参加してしまうことがあるでしょう。
もちろん、何社か参加して「自分のやりたい仕事が見つかった」ということもありますが、限られた時間を有効にするために、
- 「テーマを決める」
- 「業界を絞る」
- 「様々な職種を体験してみる」
などの目的を持って参加することで、インターンから得られることが多くなるでしょう。
手当たり次第に応募しても、「結局何も得られなかった」となってしまい、また秋冬インターンで1からやり直しってことになってしまいます。
ビジネスマナーを身に付けるから参加する
「インターンは体験でしょ?」
インターンシップに気軽に参加する学生がいますが、実は、インターン実施部門や採用担当者は、「どんな学生だったか?」をしっかりチェックしています。
特に、中長期インターンでは、
- 「どんな学生だったか?」
- 「礼儀やマナーは良かったか?」
- 「今後も一緒に働きたいか?(採用したいか?)」
などの情報を、実施部門や採用担当者がしっかり共有しており、印象が良かった学生には、内定扱いにすることがあります。(本人に通知するかは別として)
このため、1DAYインターンといえども、面接のつもりで参加することが重要です。
まとめ
いかがでしたか。
夏休みのまとまった時間が取れる期間だからこそ、普段なかなかできないことをしたいですね。
趣味を行ったり、海外留学・旅行に行ったりすることで、かけがえのない経験をすることができますが、就職を考えてインターンシップに行くことも同じように大切ですので、スケジュールを調整してぜひ参加してみてください。