
面接真っ最中の学生も多いと思います。
書類選考に合格してさあ面接だという時に悩むことは、
「面接の日時は、いつが有利だろうか?」
少しでも合格率を上げるためには、面接官に印象に残りやすい日時を選びたいですね。
この記事は、面接の日時の決め方について解説します。
面接日程の有利なタイミングは?
面接は初日を狙う
面接期間中いつ受けても結果は変わらないだろうと考えてる人もいると思いますが、合格者が募集定員に達した時点で、「選考打ち切り」をする企業もあります。
もちろん全ての企業が打ち切りをするわけではありませんが、早い段階で「この人を採用したい」という人が出てきたら、その後の応募者は、不思議なもので、良く思えなくなってしまうものです。
全員の面接が終わってないのに内定を出すことも
人手不足で優秀な学生を確保したい企業は、面接終了後にすぐに合格を出すこともあります。
例えば、面接期間が1週間あるにも関わらず、3日目には次の選考案内や内定を出し、優秀な人材を何とか囲い込もうとすることもあります。
午前中がオススメな理由
面接の合否は、応募者の能力を重視して決めますが、見た目や雰囲気、話し方など外見や第一印象も判断されるポイントとなります。
特に、応募者の印象は同じ面接官でも日時や時間帯によって異なることがあり、また、「疲れている」「お腹が空いている」などの気分によっても変わってきます。
朝は脳が疲れておらず仕事がスムーズにできますが、働いてるうちに少しずつ疲れてきて帰る頃にはぐったりしてしまいます。
面接官も私たちと同じように、朝は脳も体も元気ですが、面接を重ねて夕方や夜になると疲れ切ってしまい、「早く帰りたい」と思っている状態では、学生を評価する能力も落ちてくるのではないでしょうか。
初日の午前中がベスト
採用人数に枠がある面接では、いの一番に面接を受けることがベストということがお分かりいただけたと思います。
さらに、早い日程での面接を希望することにはもう一つ理由があります。
ずばり、「志望度の高さ」です。
採用担当者からは、すぐに面接に来る学生に対して「熱意が感じられる」と志望度の高さを評価され、逆に、遅い日程で希望した人には、「他社優先で空いた時間に来たな」と思われるでしょう。
特に、面接が集中しているこの時期は、面接希望日を第一志望の企業から決めていきますから、すぐに返事の来る学生となかなか返事の来ない学生とは、採用担当者の評価する目も違うでしょう。
遅刻はNG
早く面接をしてもらうのが有利だからと言って、前の面接の1時間後に設定してはいけません。
面接は遅れたり長引いたりするのが珍しくないからです。
自分の面接が盛り上がって長引くこともあれば、前の応募者が長引くことだってあります。
さらに、電車やバスが遅れることもあるので、多少のトラブルがあっても大丈夫なように「時間に余裕をもって」日程を決めることが重要です。
面接日程の組み方、バッティングしないための方法は、以下記事を参考にしてください。
まとめ
いかがでしたか。
就活の短い期間に、人生を左右する就職先を決めるのですから、少しでも選考を有利にしたいと考えるのは当然のことです。
面接の日程ひとつで、採用担当者は学生のやる気や熱意がどれほどかを読み取ろうとしますので、油断はできません。
なぜなら、企業は「内定辞退」されると採用計画に狂いが出ますので、できれば第一志望の学生を採用したいと考えるからです。