
履歴書の証明写真に名前を書いていますか?
昔はのり付けで貼っていてため、何らかの拍子で写真が剥がれてしまうことがあったので、写真の裏に氏名などを書くことが当たり前でしたが、最近はシールで貼るので「めったに剥がれる」ことはありません。
それでも、万が一のために裏面に記入しておくことが必須なのは変わりません。
この記事では、証明写真の裏面に記入内容について解説します。
証明写真とは
履歴書やエントリーシートに貼る写真のことで、顔つきや表情などから、応募者がどんな自分使を推測するための重要な情報です。
特に、文字だけの履歴書やエントリーシートでは、写真から読み取れる人物像は重要な判断材料です。
写真はスタジオで撮影しよう
写真は、「どんな人物か?」「一緒に働いてみたいか?」という印象面で重要なものですから、少しでも自分の良さを分かってもらえるように、写真屋(スタジオ)で撮ってもらいましょう。
スピード写真やスマホ撮影でも、「それなりに」いい写真が取れますが、プロの撮影にはかないません。
スタジト撮影は値段が高いですが、これから何年、何十年と働く企業への応募書類ですので、値段をケチらず、好印象を持ってもらうための投資は惜しむべきではありません。
裏面記載の必要性
通常は必要性がありませんが、必要になる場面は
履歴書から写真が剥がれ落ちた場合
もちろん、明らかにこの履歴書から剥がれ落ちた事が分かれば戻してくれますが、そうでない場合、人事の勝手な判断で「個人情報」である履歴書に写真を貼り付けることはしません。
こんな場合でも、写真裏面に自分の名前を書いておけば、採用担当者も安心して貼り直してくれますので、企業に余計な手間をかけさせないためにも、写真裏面に書くことを忘れないようにしましょう。
裏面の書き方
写真の裏面に名前を書く必要性は分かっても、具体的にどこまで書いていいか悩んでしまいますね。
ただし、写真は4×3センチとスペースが小さいので、最小限の情報しか書くことができません。
- 氏名
- 大学名
- 学部名(可能なら)
- 撮影日
この4つを書くだけでスペースが埋まってしまいますので、それ以外の情報は無理して欠くことはありません。
また、学部名もスペースが厳しかったらかかなくても問題ありません。
写真裏面の記載が必要なのは、「剥がれ落ちた時に誰の写真かわかる」ことが目的ですから。
記入は油性ペン
せっかく裏面に氏名などを書いても、かすれて薄くなったり、にじんでしまったら意味がありません。
このため、記入は消えない油性ペンがベストで、どうしても無い場合はボールペンで代用します。
テキストが入ります。
油性ペン(細字)
※油性ペンが無い場合ボールペン
まとめ
いかがでしたか。
証明写真の裏面は、書き忘れたからといって選考に落ちることはありませんが、実際に剥がれ落ちた時に、名前が書いてあれば、
「この学生は気が利く」
と良い印象を持たれると思いますが、何も書いてないと
「剥がれた時のことを考えてない」
と一転して、マイナスイメージを与えてしまいます。
入社後も、もしもの時にための対策が必要な場面がありますので、面倒と思わず、裏面に記入するのを忘れないようにしましょう。