就活用語集

就職活動では、普段使ったことがない馴染みのない言葉がたくさん出てきます。

知っているつもりでいたら、間違えて覚えていたり深い意味があったりすることがありますので、就活が不利にならいためにも、正しい理解をしておきたいものです。

この記事では、就職活動をするために知っておかないといけない用語の意味と、就活でどう活かすを解説します。

就活用語集(準備から応募まで)

就活用語

インターンシップ

学生が、実際の企業で就業体験ができる制度で、1~2日の短期間から数か月の長期間のものまである。

インターンシップのメリットは、実際に働くことによって、企業の社風仕事のイメージができたり、仕事に向いているかなどの適性を知ることができます。また、企業側も会社のことを知ってもらったり、学生がどんな人物かを見極められたり、双方にメリットがある制度です。

なお、企業によっては、インターンシップに参加することで、書類選考を免除するなどの事実上の一次選考としている会社もあります。

OB・OG訪問

実際に企業で働いている大学の先輩社員を訪ねて仕事内容や会社の雰囲気などを聞くことを言います。

  • OBは、Old Boyの略で男性の先輩(まはは、性別を意識しないとき)
  • OGは、Old Girlの略で女性の先輩

企業研究として、ホームページなどでは分からない企業の生の情報に触れることで、「どんな会社なのか?」「自分に合うのか?」を判断する上で重要な方法です。

会社説明会

企業が自社のことを学生に知ってもらうために行うもので、「企業セミナー」などの名称で行われることもあります。

企業が単独で開催する場合のほか、複数の企業がイベントホールなどを貸切り合同で行う「合同会社説明会」もあり、一度に多くの企業の情報を入手できる人あります。

就職ガイダンス

大学が独自で行う就職についての説明会で、3年生の夏から秋にかけて行われることが多いです。

就職ガイダンスでは、就職活動の進め方や企業研究、エントリーシートの書き方面接の指導など就職をする上での心構えなど、就活の分からない点や疑問点などの説明を行ってくれます。

就職ガイダンスは複数回にわたって行われることが多く、学生向けだけではなく保護者向けの説明会を行う大学もあります。

自己分析

自己分析は自分を知ることから始まります。
自分が、「どんな人間なのか」「どんな仕事をしたいのか」「どんな性格で何を得意としているのか」「逆に苦手は何か」と言ったことを分析して、自分の仕事の適正を知った上で、 向いている仕事を見つけることです。

自己分析をしっかり行わないと、「自分を見失い」、適性に合わない仕事に就いてしまい苦労したり、最悪は退職をしたりと、「就活に失敗」してしまうことだってあります。

エントリーシート(ES)

企業が行う書類選考で、会社説明会や面接前に学生を絞り込むために提出させて選考を行います。

エントリーシートは履歴書に似ていますが、職務経験のない学生用に「志望動機」や「自己PR」、「得意科目」、「長所短所」などの人間性(内面)を記入させる特徴があり、企業や就職サイトが独自にフォーマットを定めている場合がほとんどです。

エントリーシートは、志望動機と自己PRを重視して見られるので、「どうしてその企業を志望したのか?」、「自分はどんな人間なのか」をしっかりとアピールすることが重要です。

志望動機

履歴書やエントリーシート、面接では、「どうしてその企業を志望したのか?」が重視されます。

採用担当者や面接官は、応募した学生が「なぜ自社を選んだのか」、「他社ではダメなのか」を知りたがっており、その学生がどんな強みがあり、採用することで会社にどんな利益をもたらすか判断して合否を決定するからです。

志望動機の3つのポイントがあり、

  • どうしてその企業を志望したのか?
  • 自分にはどんな長所・強みがあり
  • 長所・強みを活かして会社にどんな貢献ができるか

採用担当者が納得できる志望動機を書かないと採用は厳しいでしょう。

自己PR

企業に対して、自分の魅力をアピールすることです。
自己PRでは、得意分野や資格、特技だけでなく、「どういう性格なのか」や「普段どんなことを心がけているのか」、「どんな仕事をしたいのか」など、自分の考えや思想といった内面を書かないと採用担当者の目に止まりません。

なかなか内定が取れない学生に多いことが、「こういう経験をしました」「こんなことを学びました」と言った結果ばかりで、「どんな人間なのか」のアピールが弱い傾向があります。

資格

資格は万能と考えている学生も多いと思います。
「ないよりはあった方が有利」なのは確かですが、資格さえあれば採用される程、就活は甘くはありません。

就活では、資格も大切ですが、人間性もそれ以上に重視されることをお忘れなく!

資格を取得する場合は、志望する職種に関連するものを優先し、その後に、パソコンや語学などの資格を追加して取ることが鉄則です。

面接では、「こういう仕事をしたいから、そのためにこの資格を取った」と取得理由をしっかりアピールすることでライバルに差をつけることができるでしょう。