面接で会社に訪問した時は、緊張でおどおどしてしまうこともあると思います。

緊張していても、会社に訪問しているのでしっかりとしたマナーで対応しなければなりません。

面接での最初の関門は、受付での挨拶でしょう。

この記事では、受付での正しい挨拶やマナーについて解説します。

受付での挨拶もチェックされます

面接受付の挨拶

面接は、面接室の中だけで評価されているわけではなく、企業の建物に入る前いや受付での挨拶、その他、廊下や待合室などありとあらゆるところで、あなたがどんな人物なのかチェックされています。

受付で、挨拶ができなかった

と言った学生の評価は、すぐに面接官の耳に入りますので、受付の人を面接官だと思い、正しい挨拶や振る舞いをして、マナー違反とならないように気をつけなければなりません。

なお、面接に遅刻は厳禁ですが、早く到着することも企業に迷惑をかけてしまいますので、理想の到着時間を以下記事で確認しましょう。

受付での挨拶方法

受付での挨拶は順番に説明します。

  1. 挨拶をする
  2. 一礼をする
  3. 用件を伝える
  4. お礼を言う

挨拶をする

挨拶は、面接でもビジネスでも最も重要なことで、第一印象は、会って挨拶するところで決まってしまうほどです。
一流の社会人は、まず例外なく、しっかりと挨拶をすることができます。

受付では、

  • 午前中:「おはようございます」、または「お世話になっております
  • 午後:「お世話になっております」(学生なら「こんにちは」でも可)

を大きめの声で、できれば笑顔で挨拶します。
この時、受付の人の目を見て挨拶できればベストです。(恥ずかしかったら鼻のあたりを見るようにしましょう)

一礼をする

一礼する

挨拶が終わったら必ず一礼をすることを忘れなく。

挨拶と同時に礼をしてしまうと、声が途切れ途切れに聞こえてしまい、素晴らしい挨拶をしても、良さが半減してしまいます。

「おはようございます」と言い終わってから一礼すれば、あなたのいい声と笑顔が相手の印象に残ります。

用件を伝える

要件の伝えるポイントは3つで、

  1. 大学名と氏名(フルネーム)
  2. 時間と内容
  3. 誰に会いたいが
受付での要件の伝え方(例文)

「わたくし○○大学の就活キットと申します。11時の採用面接でお伺いしました。人事課○○様を、お願いできますでしょうか?」

もし、採用担当(面接官)の名前が分からない場合は、「採用担当様」と言えばOKです。

お礼を言う

最後に、案内をしてもらったら、

ありがとうございます

とお礼をいうことをお忘れなく。

この時、案内をしてもらったので安心してしまい、お礼を伝え忘れる学生が多いので注意しましょう。

受付では正しい敬語を使いましょう。バイト敬語は禁止です!

控え室での過ごし方

受付を通過できてほっとしたのか、控え室でくつろいだりスマホを見たりする学生がいますが、控え室とはいえ誰かに見られていることだってありますので、気を抜かず自分の順番まで待ちます。

足を組んで座ったりスマホを見たり、音楽を聴いたりすることの無いように気を付け、また、控え室で居合わせた他の学生との会話もほどほどにしておきましょう。

特に、話が盛り上がり自然に大きな声になってしまい、面接室に声が筒抜けだったなんていうこともありますので、面接に来ているということを肝に銘じて行動しましょう。

まとめ

いかがでしょうか。

受付での挨拶やマナーを理解していただけたと思います。

面接対策はするけど、受付での挨拶ができていない学生って結構いますので、受付でしっかりと挨拶し正しいマナーで対応することができれば、他の就活生に差を付けることができます。

面接の手順(流れ)やマナーは、以下記事で解説していますので、併せて確認を。