同じような能力の学生なのに、
「あの人はよく内定される」
という人がいると思います。
「面接受けするタイプ」と、
ひと言で済むならいいですが、実は、面接官が採用したい人には共通する特徴があります。
この記事では、面接官に「採用したい」と思わせる人の特徴を解説します。
目次
面接官がおもわず採用したくなる人の特徴は?
身だしなみがしっかりしている
当然と言えば当然ですが、清潔でアイロンをかけてあるスーツを着ていることが大前提です。
ここまでは、ほぼ全ての就活生ができていると思いますが、
- 身体に合ったスーツを着ている
- スーツとネクタイ、バッグ、靴まで統一感がある
- 髪の毛を乱れない程度に固めてある(固めすぎNG)
面接していると見かけるのが、ネクタイがキャラクター柄だったり、先端が尖った靴を履いていたりする人がちらほらいるのです。
女性では、化粧を頑張り過ぎたり、バッグに可愛いキーホルダーが付いていたりと、そういう人を見かけると「それしか目に入らなく」なります(笑)。
今も昔も変わりませんが、面接は「第一印象で8~9割は合否が決まって」しまうものです。
元気に挨拶ができる
入室時の「失礼します」から始まり、
着席前の「就活大学の就活キットと申します。よろしくお願いいたします」
と元気よく挨拶できるかできないかで合否が変わります。
挨拶ができないと、入社後に配属先から、
「挨拶もできない学生を採用して、ちゃんと面接したのか?」
とクレームが入りますから、挨拶は重要視されます。
誠実そうな人(素直な人)
新卒者の場合、入社後は何か月もかけて研修し、配属先でも1から丁寧に仕事を教わることになるので、
「言うことを聞く人」、「素直な人」
でないと教える側が苦労します。
教えたことと「違うこと」や「口ごたえ」をされると、教える側が嫌になってしまい、「あの新卒はダメ」と投げ出されてしまうので、面接では「誠実そうな人」、「素直な人」を重視します。
会話のリズムが良い
面接の質疑応答はキャッチボールみたいなもので、問いかけに対して、「テンポ良く」応答が帰ってくると、会話も弾むし、面接官の印象が良くなります。
「面接官が話し終わってないのに、答え始めた」
「質問の度に、回答までの間が長い」
こんなことをしていると、いい内容の答えをしても、「間が悪い」というイメージが先行してしまい、「イマイチな学生」という評価になってしまいます。
受け答えがハッキリしている
面接では緊張してしまい、誰だって「早口」や「小さい声」になりがちです。
ただし、早口や小さい声はとても損をしているのです。
緊張することは問題ありませんが、少し声を大きめに、ゆっくり目に話すことを意識すると印象がグッとよくなります。
また、面接官も声が聞き取りやすくなるので、
「受け答えがハッキリして、採用しても大丈夫だろう」
と面接官に安心してもらえるのです。
逆に、小さい声でボソボソ話されると、「何を言っているか分からない」と敬遠されるので気を付けましょう。
前向きな発言をする
発言はその学生の心が口からでてくるので、
- 前向きな発言:ポジティブ
- 後ろ向きの発言:ネガティブ
ネガティブな人は、採用しても入社後に「嫌なこと」があれば、不満を言ったりすぐ辞めたりする可能性があるので、「採用したくない人」と考える面接官が多いです。
「自分は頑張っているのに会社が悪い」
と自分のことを棚に上げて、「外部環境のせい」にされたら、周囲への悪影響がでてきますので、採用を見送ることが多いです。
「失敗しても、次こそは頑張る」
という学生を採用したくなります。
まとめ
いかがでしたか。
新卒の面接では、能力も重要ですが、「人柄」も同じくらい重要視されます。
面接官も、「変な学生」を採用してしまうと、入社後に配属先や経営層から「何をやっているのか」とお叱りをうけますので、ちょっとくらい能力が低くても「人間性」が良い学生を採用することもあります。
この記事を見て、直せるところがあれば修正してみれば、面接で結果となって現れるのではないでしょうか。